ケーブルによる効果の違い

ケーブルによる効果の違い
  • 画像
  • How Can Cables Make a Difference?: 即ち、「ケーブルによる効果の違い」となります。(これは、ビル・ロウが、カタログ用に作成したテキストで、ビル=AudioQuestのケーブルに対する概論とも言うものです。) 信号経路にあるすべてが影響を与えます。このイラストでは、曇ったガラス板は数種類のコンポーネント、例えばアンプ、スピーカー、数種のケーブルを表しています。これらはすべて元の信号を損なっています。ガラス板の1つを掃除する(コンポーネントの1つを改良する)と楽譜がはっきりと「見えて」きます。通常、最小の費用で最大の改良を行う方法はケーブルを改良することです。 Skin Effect: 即ち、「表皮効果」です。表皮効果はケーブルでは最も基本的な歪みメカニズムの1つですが、おそらく最も誤解されているものでもあります。よくあるケーブルの誇大広告とは逆に、表皮効果は高周波信号をすべて変えるわけではありませんし、電力損失の適切な原因でもありません。表皮効果は導体の異なる部分で高周波の伝送を遮断します。また、従来の撚り線導体では、表皮効果によって電流が撚り線から撚り線へとジャンプするのを助長するので音にざらつきが生じます(AudioQuestでは、これを避けるために殆どのケーブル・メーカーで使用している「撚り線」ではなく、「単線」の導体を一環して使用している:訳者注)。   Strand Interaction: 即ち、「撚り線の相互作用」を表します。撚り線の相互作用はケーブルでの歪みの最大の原因ですが、これは最も簡単に防止することができます。それについて述べると、貧弱な酸化した裸の撚り線どうしの接触点を電流が通過する時は必ず信号が乱されます。さらに、様々な撚り線の磁界は、絶えず相互に作用して混乱(汚染)を引き起こすので、撚り線間の接触圧が絶えず変調を受けるのです。AudioQuestの準単線同心パッキングは、こうした問題をほとんど解消します。組み合わせた単線導体が完全な解答です。